静岡市葵区「大家さん通信」


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しずおかし葵区「大家さん通信」平成23年6月号(見本)

インターネットで物件を探す時代

最近、「インターネットで物件を探している人が多い」という話をよく耳にするようになったと思います。では、一体どの位の人がインターネットで物件探しをするのでしょうか。不動産業界誌に記事が載っていましたので紹介したいと思います。

 

記事によると、「不動産物件を探す場合の主な手段」というアンケートで、1位が「インターネット」(51.4%)で、2位の「チラシ」(15.2%)と3位の「情報誌」(11.1%)を大きく引き伸ばす結果となったそうです。

 

 

2人に1人の人がインターネットで物件を探していることがわかります。また、60歳代以上でも40%近くの方がインターネットを使うと答えているようです。即座に様々な情報を入手できるインターネットは2人に1人は利用する「住まい探しの主役」として完全に定着していると言えそうです。

 

また、インターネットを利用する場合の主な検索手段は、1位が「ヤフー、グーグルなどの検索サイトから直接検索」(50.4%)で2人に1人が総合検索サイトから自力で検索していることがわかりました。2位が「不動産情報専門サイト」(18.1%)、3位が「不動産業者のホームページ」となっています。

 

 

普段、インターネットを使われない方にとってはちょっとイメージがわかないかもしれませんが、大家さん、不動産屋にとっては、もはやインターネットで賃貸募集をするのは当たり前で、その中で「いかにお客様に探し当ててもらうか」に工夫をこらすことが大切であると思います。

2.一戸建て賃貸ってどうなの?(第1回)

以前、ある大家さんから、「最近、戸建て賃貸が注目されているようだけれど、実際はどうなのか」というご質問をいただきましたので調べてみました。これから、何号かに渡って掲載したいと思います。

 

まず、静岡市内某所に先日(平成23年3月)完成したばかりの物件を早速見てきました(当社の物件ではないため、詳しい場所は記載しません)。
外観はこんな感じです。

 

(都合によりモザイク処理してます)

 

従来のいわゆる「借家」とは全くイメージが異なることがわかります。この写真では分かりにくいですが、外壁の色もパステル調でなかなか洒落ています。駐車場ももちろん1軒に2台付き。ご夫婦で車を一台ずつ所有する昨今の情勢にしっかり対応しているようです。間取りは3LDK2階建て。17帖のリビングと、8帖の洋間があり、「さすが戸建て」と思わせる内容です。家賃は13万円と、この地域の賃貸物件としてはちょっと高め。しかし着実に空室を埋めつつあるようです。

 

従来のアパートでは「となりの物音がうるさい」とか「子供の足音で階下に迷惑を掛けていないか心配」といったストレスを抱える入居者がいますが、戸建てならこのような心配も低減できるかもしれません。
また大家さんにとっても、多額の借金をして部屋数の多い賃貸マンションを建てるよりも、少子高齢化が進む中、時代に即した運用ができそうです。

 

また、戸建てなら、いざという時に1軒ずつ「切り売り」ができる可能性も残されています。そういう意味では将来の不安に柔軟に対応できそうです。
ただ、このようなメリットの一方でデメリットはないでしょうか。計画運営にあたっての注意点もあるはずです。次号以降では、戸建住宅のメリット・デメリット、注意点などを検討して見たいと思います。

(次号につづく)

3.東日本大震災と静岡の不動産

3月11日に発生した東日本大震災。被害に遭われた方々の心中を察してあまりあるものがあります。大切な家族をなくされた方、今もなお避難生活を送っておられる方々には本当にお見舞い申し上げたいと思います。

 

さて、東海地震の発生が想定されている我が静岡市も、もちろん他人ごとではありません。今回の地震によって震災、特に津波の恐ろしさが改めて認識され、市内の不動産事情にも大きな影響が出ているようです。

 

たとえば、「駿河区の中でも海岸に近い地域での賃貸の解約が相次いでいる」とか「東日本(東京電力管轄内)の企業、工場が移転のため、富士川以西の地域で用地を探している」という噂を耳にします。また駿河区の、特に東名高速道路よりも南の地域で、売土地の売却が厳しくなっているという話も聞きます。

 

ただ、震災直後ということもあり、まだまだ売り手、買い手に混乱があるようにみえます。これから、月日あるいは年月が経ち、新たな防災意識が浸透し、混乱が収束した後の状況を見極めながら行動する必要がありそうです。

 

当社の例で言うと、実は震災後の4月にいわゆる「オーシャンビュー」の賃貸が1件決まりました。ベランダからは駿河湾が一望でき、晴れた日には伊豆半島まで望める、とても眺望のいい物件です。ただ……正直、今回のような津波が来れば必ず被害を受ける物件です。さすがに私も、借主様に「津波は気になりませんか」と聞いてみました。

 

お客様曰く、「鉄筋コンクリートだから大丈夫。いざとなれば上階に非難する」とのことでした。この方、職業が建築士ということもあり、冷静にご判断されたようです。人によって考え方は様々といいますが、本当にその通りだと思いました。

 

いずれにしても、今回の震災、まだまだいろいろなところに影響を及ぼしてきそうです。冷静な判断と行動を心がけたいと思います。

(平成23年6月1日発行「大家さん通信」より)