住まいを買うとき何からはじめればよいのか?


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住まいを買うとき 何からはじめればよいのか?

住まいの購入を思い立ったとき、真っ先に行いたいのは「情報収集」です。 マイホームに対して漠然としたイメージしかなかった人でも、集めた情報を 読み込んだり整理したりしていく過程で、次第に具体的な形となって見えて くるものです。

1.何よりも大切なのは情報収集

住まいをめぐる環境はめまぐるしく変化しています。建物のプランや工法・設備などの技術的な進展をはじめ、税制、法規制、融資制度、保証制度、さらに住宅価格相場なども大きく変化しています。
これらの最新情報を幅広く集めたうえで「自分たちは住まいに何を求めているのか」「いまの生活スタイルやライフサイクルに合った住宅とはどんなものなのか」など、自分たちの希望や欲求を整理していくとよいでしょう。

2.どうすれば有効な情報が集まるか

 住まいに関係する情報を集める最もポピュラーな方法は、住宅情報誌を定期的に購読する、毎日宅配され
てくる新聞の広告や折り込みチラシを見る、インターネットで検索するなどです。なかでもインターネットには〈ハトマークサイト〉をはじめ、さまざまな物件情報サイトがあります。多数の情報が一挙に掲載されているので、地域間、沿線別、新築と中古、一戸建てとマンションというように比較検討がしやすく、最新の価格相場を把握するうえでも役に立ちます。さらにハウツウ記事や最情報も掲載されているので、住まい
に関する知識を身に付けるうえでも有効です。

3.不動産会社を上手に活用しよう

 仲介会社を直接訪ねるという方法もあります。宅建協会の会員会社は、宅地建物取引業者間のコンピュー
ターネットワークである「レインズ」(29 ページ参照)に加盟しているので、そこから物件情報を得ることができます。
 また、既に購入する物件を絞り込んでいる場合でも、一度訪ねてみるのもよいでしょう。買手側の立場に立った仲介を依頼することで、プロの視点から現在検討している物件内容に対するアドバイスや取引条件などの交渉を行ってもらえます。

4.希望条件に優先順位を付けよう

 ある程度、物件情報に慣れ親しんだら、雑多な情報集めに終止符を打って、次のステップに踏み出しましょう。その第一歩は自分たちが取得したいと考えている希望条件に優先順位を付けることです。
 地域にこだわった探し方をするのか、広さを優先するのか、庭付き一戸建てというように住宅の形態にこだわるのかを見極めます。「日当たりの良い家が欲しい」「ホームパーティーができる広い台所とリビングがある家が欲しい」「犬を飼いたい」「最寄り駅から徒歩で5 分以内の物件」「毎月のローン返済額は15 万円以内に抑えたい」など、些細なことでもいいので、家族それぞれの希望を思い付く限り紙に書き出してみましょう。
 希望が出尽くしたら各希望項目の内容を検討して、「譲れるもの」と「譲れないもの」という観点から優先順位を付けていきます。こうすることで自分たちが求めている住宅の具体的なカタチが客観的に見えてきますから、それに沿って集中的に情報収集を再開すると効率的です。

5.契約前に再検討することが大切

 情報収集を行って、購入物件の候補がいくつか挙がってきたら、下に掲げたフローチャートを参考にして、「資金計画を立てる」「物件を選ぶ」というように次の段階へと進みましょう。ただし、実際の過程においては、ここに挙げたようにすんなり順序よく進行するのはむしろ稀です。複数のことを同時に行ったり、ときには行きつ戻りつすることが多分に起こります。
 情報収集についても第1ステップで完了ということではありません。常に最新の動きに目配りして軌道修正しながら進めていくことが大切です。さらに売買契約を結ぶときには、全体を見つめ直して、希望に合わないようであれば改めて再検討してみることもときには必要です。フローチャートを眺めて、住宅購入のプロセスを把握したら、次のページをめくってください。
 次ページ以降では、購入時の資金計画の立て方や住宅ローンの選び方、住まいの選び方などを順次述べていきます。